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F1第13戦ベルギーGP、レッドブルはホンダのスペック4パワーユニットに太鼓判! 次戦に高まる期待(Webモーターマガジン) - Yahoo!ニュース

息を吹き返した第2スティントのアルボン

2019年9月1日に行われたF1第13戦ベルギーGPで、レッドブル・ホンダに移籍したばかりのアレクサンダー・アルボンがいきなり5位に入賞する健闘を見せた。マックス・フェルスタッペンのクラッシュで始まったベルギーGPはレッドブル・ホンダにとって、どんなレースだったのか。

【写真】レッドブル・ホンダの戦いぶりとタイヤ選択表などを見る

レッドブル・ホンダのふたりは、ベルギーGPで明暗を分けた。

マックス・フェルスタッペンは不運だった。予選5番手から優勝を狙っていたフェルスタッペンはスタートダッシュに失敗。ターン1でブレーキングを遅らせてインに飛び込んだものの、行き場を失ってキミ・ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ)と接触してしまった。

この影響で左フロントサスペンションを壊し、タイヤバリアに突っ込んであえなくリタイア。開幕から続けていた連続入賞記録も途切れてしまった。

一方、レッドブル・ホンダに移籍したばかりのアレクサンダー・アルボンは17番手からスタートし、新しいスペック4のパワーユニットで素晴らしい追い上げを見せた。

パワーユニット交換のペナルティもあって後方からのスタートとなったアルボンは、序盤をロングスティントにするためあえてミディアムタイヤを装着してスタートし、他車のタイヤ交換にも乗じてトップ10までポジションアップ。

そして、23周目に新品のソフトタイヤに交換すると、フレッシュでグリップのいいタイヤを生かして、ダニエル・リカルド(ルノー)をアウト側からオーバーテイクするなど、アグレッシブな走りを見せ、8番手へとさらにポジションを上げていく。

レース終盤にはDRSを使用して中団グループの混戦を抜け出し、最終ラップにはセルジオ・ペレス(レーシングポイント)を攻略し、レッドブル・ホンダでのデビュー戦を5位という好成績で締めくくった。

レッドブル・ホンダのタイヤ戦略も見事に当たったが、ホンダの最新スペック4のパワーユニットを使用したダニール・クビアトも7位に入っており、そのパフォーマンスの高さによるところも大きいようだ。

ホンダの田辺豊治 F1テクニカルディレクターは「5番手からスタートのフェルスタッペン選手がスタート直後にリタイアとなりましたが、17番手からスタートしたアルボン選手がレッドブル・ホンダでのデビュー戦で非常に力強い走りを見せ、5位を獲得できました。我々としては、今週末に投入したスペック4のPUが問題なく機能し、多くのデータを収集できました。ここからさらに分析を進め、今後のレースにつなげていきたいと思います」とコメントしている。

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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190902-00010003-mmagazine-moto

2019-09-02 09:34:31Z
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