大相撲の錣山親方(元関脇・寺尾)が17日、秋場所10日目の解説者としてNHK総合の大相撲中継番組に出演し、前日に58歳で死去したことが明らかになった兄で元関脇・逆鉾の井筒親方(本名・福薗好昭)について語った。
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アナウンサーからコメントを求められると「今まで井筒を応援してくださった方、そして、きょうたくさん、お悔やみの言葉をいただきました。井筒は相撲界で育って、相撲界で去って行って、彼にとってはいい相撲人生だったんじゃないかと思います。ありがとうございました」と、まずファンに礼を述べた。
井筒親方の最期を「井筒3兄弟」と呼ばれた一番上の兄で元十両の鶴嶺山とともに看取った際の様子にも触れ「心の中でしゃべる、それだけです。井筒は意識がなかったんですが、3人で、おれたちの自慢はおやじとおふくろの息子に生まれたことだなってことを伝えました。最後まで頑張ったと、ほめてあげたい」と心境を明かした。
さらに「1個違いの兄なんで、物心ついたころからケンカばかりしていた。(自分が逆鉾の)付き人のときもぐちゃぐちゃしてましたが、でも相撲に関しては天才だなと、それはすごく尊敬していました。父親(先代井筒親方で元関脇の鶴ケ嶺)譲りのもろ差しだった。父親は右を差して左を巻きかえるという形だったんですけれど、兄の逆鉾は最初から両方入るような相撲が多かったですね。懐かしいというか、花道の奥で応援していた自分を思い出しました」と振り返った。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000074-sph-spo
2019-09-17 07:42:00Z
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