浦和レッズの大槻毅監督(46)が、主審からレッドカードを提示されて退場した。

1点を追う後半39分、敵地での首位鹿島アントラーズ戦。同点、さらには逆転を目指してヒートアップしたのか、サイドラインを割ったボールを拾うと沸騰。近くにいた鹿島の右サイドバック永木亮太を左手で突き倒した。われに返ると、胸の前で両手を合わせて反省していたが、主審から退場処分を下された。

このまま敗戦。試合後は上野優作ヘッドコーチが会見に登壇し「選手に疲労もあった中、勝ち点が取れなかったのは残念です」と話した。

この日の内容については「選手が最後の最後までファイティングポーズを取ってくれた。(復帰組など)フレッシュな選手が非常に良くやってくれたし、押し込まれた中でも幅を使って戦ってくれた。結果に満足はできないけど、次につなげていきたい」と振り返った。

最後に、GK福島春のJ1リーグ初先発やMF柏木の戦列復帰など起用について「僕は答えられないですね…。ただ、日程とか、いろんなものを見ながら」と恐縮しつつ説明していた。