2019.11.09
日本女子 日韓戦を制して銀メダル以上確定!中国との頂上決戦へ<卓球 W杯団体戦>
JA全農卓球ワールドカップ団体戦2019TOKYO<11月6~10日/東京体育館> 大会4日目の11月9日、女子準決勝。日本(世界ランク2位)が韓国(同7位)を3-1で破って決勝進出を果たした。
国際大会の戦績は日本の8勝12敗。15歳のシンユビンを抜擢する思い切ったオーダーを組んだ韓国との対戦。
大事な第1試合のダブルスは石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアがチョン・ジヒ/シンユビンペアと対戦。
第1ゲームは韓国ペアのラリー力に押され、平野が長いツッツキや逆モーションのフリックなどで食い下がるも7-11で先制され、第2ゲームは競り合うも、長身のシンの強打など攻撃で上回られて8-11で奪われる。
しかし第3ゲームは日本ペアがフォア攻めや緩急をつけた攻撃で11-7と取り返し、第4ゲームは両者ストップしてからラリーの展開になるも、韓国ペアの攻撃が一歩上回って10-12で落として敗れた。
第2試合は伊藤美誠(スターツ)と過去1勝1敗のチェ・ヒョジュと、バック面表ソフトラバー同士の一戦。
第1ゲームはラリーの早い段階で仕留めに来るチェに大量リードを許し、伊藤の猛追も及ばず8-11で先取されるも、第2ゲームは相手の球に対応した伊藤が多彩なテクニックでチェを手玉に取り、11-3ですぐさま奪い返す。
第3ゲームも回り込みフォアドライブを決めるなど伊藤が9-6とリードするも、チェのサーブとフォアハンドに苦しみ10-12と逆転で取られるが、第4ゲームはフォア前へのサーブから緩急をつけて攻めた伊藤が11-3で圧倒し、第5ゲームは5-5から伊藤の攻めが上回って次々と得点し、11-6で奪取して勝利した。
第3試合は平野美宇が2017年ユニバーシアード女王のチョン・ジヒと対戦。
第1ゲームは平野が目の覚めるような速攻で出足から7連続ポイントし、11-2で一気に先制。第2ゲームもこの日好調のフォアドライブとチキータで押し込み11-5で連取し、第3ゲームはロングサーブを武器に追い上げるチョンを、最後は全力のフォアドライブで11-9と振り切り勝ちきった。
第4試合は伊藤美誠と韓国期待の15歳シンユビンとの一戦。
第1ゲームは巧みなフォアフリックも交えて、強力な両ハンドで押し込むシンに8-11で先取されるが、第2ゲームは伊藤がフォア攻めから活路を見いだして11-7で取り返す。第3ゲームもシンの粘り強い攻撃に苦しむが、伊藤は広角に打ち分けるバックハンドなどで対抗して最後はツッツキで12-10と奪取し、第4ゲームも伊藤がフォア前へのサーブから両ハンドの速さで11-9と押し切り勝利。日本がライバル韓国を3-1で破り、中国の待つ決勝進出を決めた。
<JA全農卓球ワールドカップ団体戦2019TOKYO>
日本 3-1 韓国
<第1試合>
石川佳純/平野美宇 1-3 チョン・ジヒ/シンユビン
7-11/8-11/11-7/10-12
<第2試合>
伊藤美誠 3-2 チェ・ヒョジュ
8-11/11-3/10-12/11-3/11-6
<第3試合>
平野美宇 3-0 チョン・ジヒ
11-2/11-5/11-9
<第4試合>
伊藤美誠 3-1 シンユビン
8-11/11-7/12-10/11-9
- 1
https://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/news/2019/11/007305.html
2019-11-09 13:42:01Z
52782016398959
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