レッドブル・ホンダの1年目が幕を閉じた。
2019年の最終戦アブダビGP。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、フロントロウからスタートし、2位でフィニッシュした。
【秘蔵写真】ロン毛時代の長谷部&本田や12歳のバルサ久保。試合中ニコニコ話す俊輔&中田英寿、ギラついていた頃のカズ。
スタート直後にフェラーリのシャルル・ルクレールに先行を許すも、その後、逆転。フェルスタッペンはドライバーズ選手権でもフェラーリの2台を抑えて、自身F1キャリア最高位となる3位でシーズンを終えた。
「最終戦を表彰台という結果で締めくくることができてうれしい。ランキングでも手強いフェラーリ勢2人より上位で選手権を終えることができて良かった。それを支えてくれたのは、今年からパートナーを組んだホンダの進化だ。僕たちは1年目から満足できる結果を残したと思う」
'15年にF1に復帰したホンダにとっても、今シーズンの成績は復帰後、最高のものとなった。開幕戦で復帰後初となる表彰台を獲得。第9戦オーストリアGPでは'06年以来、13年ぶりとなる優勝を果たした。その後も快進撃は続いた。
レッドブルだけでなくトロロッソも。
今年からパートナーを組んだレッドブルは'10年から4年連続でチャンピオンに輝いた経験を持つ強豪チーム。ややもすれば、ホンダの今シーズンの好成績はレッドブルというトップチームの恩恵を受けた結果だったかのように思われがちだ。
しかし、それが決して正しい見方ではないことは、第11戦ドイツGPでフェルスタッペンが今シーズン2勝目を挙げただけでなく、昨年からパートナーを組んでいたトロロッソのダニール・クビアトも3位表彰台を獲得したことがよく物語っている。
'06年にチーム創設したトロロッソにとって、この表彰台は'08年以来、11年ぶりチーム史上2度目という快挙だった。
メルセデスについに肩を並べた。
なぜホンダは今年、大きく飛躍したのだろうか。その最大の要因がパワーユニット(PU)の進化にあったことは疑う余地がない。
メルセデスに追いつくことを目標にして開発された今年のホンダのPU「RA619H」は、7月に投入されたスペック3で大きく進化し、夏休み後に投入されたスペック4で「メルセデスと肩を並べた」(レッドブルの某エンジニア)。
そのことは第20戦ブラジルGPで、フェルスタッペンがコース上で2度にわたりメルセデスのルイス・ハミルトンをオーバーテイクしただけでなく、ファイナルラップでハミルトンとサイド・バイ・サイドのバトルを演じたトロロッソのピエール・ガスリーも、ハミルトンを抑えて2位を勝ち取ったことが証明している。
だが、技術力の向上だけが好成績につながったわけではない。ホンダがこれまで取り組んできた仕事に対する姿勢が、レッドブルとトロロッソというヨーロッパに本拠地を置くチームにも理解され、彼らの意識を変え、ホンダがかつてなくチームとの一体感を持ってレースを戦ったからにほかならない。
【関連記事】
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiRWh0dHBzOi8vaGVhZGxpbmVzLnlhaG9vLmNvLmpwL2FydGljbGU_YT0yMDE5MTIwOC0wMDg0MTcwNS1udW1iZXItbW90b9IBAA?oc=5
2019-12-08 10:01:10Z
52782080900256
Bagikan Berita Ini
0 Response to "レッドブル・ホンダ、進歩の1年目。3つの勝利以上に互いの敬意が尊い。(Number Web) - Yahoo!ニュース"
Post a Comment