センバツ8強の智弁和歌山が12-1で那賀を下し、3年連続24度目の夏の甲子園出場を決めた。

初回、主将黒川史陽(ふみや=3年)の先頭打者本塁打をきっかけに4連打などで3得点。自慢の強力打線が本領を発揮した。投げては、先発の小林樹斗(たつと=2年)が5回2/3を投げて1失点。その後も救援陣がリードを守り、聖地への切符を手にした。

同校は5季連続の出場を果たし、中谷仁監督(40)は監督として初の夏の甲子園。選手としても第79回大会で主将として全国制覇を経験している。