◆卓球世界選手権 第4日(24日、ハンガリー・ブダペスト)
水谷隼(29)=木下グループ=が男子シングルス3回戦で韓国のチョン・ヨンシクと対戦し、3―4で敗れた。
水谷は第1ゲームを11―7で先取。この日はサングラスをせずに登場した水谷は、第2ゲームの途中で館内の照明をめぐって審判や会場スタッフと話す場面もあったが、このゲームは11―5で奪ってリードを広げた。
しかし第3ゲームを9―11で落とすと、第4ゲームは4―11、第5ゲームも4―11で奪われた。
第6ゲームは11―8で追いつきねばったが、第7ゲームを8―11で落として敗れた。
日本男子の大黒柱は、20年東京五輪を代表の集大成と位置付け「世界選手権は個人戦が今回で最後になる。最後の1球まで悔いなくプレーしたい」と明言していた。
今回の世界選手権は、五輪代表争いに向けても大事な大会だった。4月の世界ランクは13位で日本勢3番手。シングルス代表には来年1月時点の上位2人が決定するため、4位の張本や8位の丹羽を追う立場にいる。丹羽が4月のアジア杯3位でポイントの高い10月のW杯出場を決めただけに「そこでのアドバンテージはかなりある」と危機感を抱いていた。
自身はアジア杯出場を逃し、W杯の出場権もない。それだけに五輪と並ぶ格付けの世界選手権の結果は今後を大きく左右する。「この大会がいかに重要かは自分自身が一番よく分かっている。今回悪ければ、五輪は厳しくなる」と話していた。覚悟を決め立った8度目の大舞台が幕を閉じた。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190424-00000174-sph-spo
2019-04-24 12:05:55Z
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