日本高野連は1日、U18日本代表候補37人を発表した。

選出が有力視されていた大船渡(岩手)の最速157キロ右腕・佐々木朗希、センバツで快投を演じた星稜(石川)・奥川恭伸、横浜(神奈川)・及川雅貴、創志学園(岡山)・西純矢(いずれも3年)の「高校四天王」がそろい踏みした。5日に大阪市内で集合し、3日間合宿する。

国際大会のない時期の代表候補招集は初。永田裕治監督(55)が指揮を執る今秋のU18W杯(韓国)に備え、木製バット対策や国際ルールを学んでもらうのが主眼だ。野手ではセンバツで2本塁打した山梨学院・野村健太外野手(3年)と明石商(兵庫)・来田涼斗外野手(2年)が入った。

3月31日の練習試合で156キロを出し、日米スカウトを驚かせた佐々木は「他の選手のいいところや自分にプラスになることを身につけられるようにやりたい」と語った。