2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会は28日、一般人が公道で行われる聖火リレーを撮影した動画を、SNSなどのインターネットに上げることを禁止する方針を示した。組織委は国際オリンピック委員会(IOC)の取り決めだと説明。動画をアップできるのは放映権を有するメディアと、放映権を持たないテレビ局とラジオ局のみとした。

組織委によると、ツイッターやフェイスブック、Youtubeなどの個人アカウントに動画がアップされた場合でも、IOCが削除要請する可能性があると説明した。

聖火リレーは3月26日に福島から始まり、47都道府県を121日間かけて回る。各自治体は「SNS映え」するような風光明媚(めいび)な場所などを選び、ルートを決めていた。