勝てば無条件でベスト8入り
コパ・アメリカの2試合を終えて勝ち点1でグループCの3位につけている日本代表。現地時間24日(日本時間25日)のエクアドル戦(ベロオリゾンテ)で勝ち点3を得られれば、文句なしに8強進出が決まる。
日本がエクアドルに大勝し、ウルグアイがチリに大敗すれば2位通過もあり得るが、現実的なシナリオは3位通過となる。その場合、27日(日本時間28日)の準々決勝でホスト国のブラジルと対戦する。この千載一遇の好機をつかみ取るべく、森保一監督は「明日の試合は我々の持っているすべてを出し切りたい」と話すように、真っ向勝負に挑むつもりだ。
ただ、勝てば3位で突破を決められるのはエクアドルも同じ。ここまで2連敗で敗退濃厚とされていたが、グループBの動向によって再浮上する形に。エルナン・ダリオ・ゴメス監督は「日本には200%の力を出さないと勝てない。我々は決して諦めない」と全力で勝ちに行くことを宣言している。
4-3-3をベースにしているエクアドルは、代表通算29得点の実績を誇るエースFWエネル・バレンシア(ティグレス)、右サイドに陣取るアントニオ・バレンシア(マンチェスター・U)らタレントも揃う。森保監督が「縦に速い危険な攻撃をしてくる」と話せば、岡崎慎司(レスター)も「全員の身体能力が高く、戦い方が整理されている。集中した守備からシンプルに裏を狙う攻撃が一番怖い」と警戒感を示す。
2試合6失点を改善するために必要なこと
この難敵から勝ち点3を手にするには、まず2試合6失点の守備を修正し、完封を遂げる必要がある。では、「守」におけるキーマンは誰になるのか。
「1戦目は僕らもよくなかったし、勝負強い相手にうまくゲームを進められて4失点してしまった。2戦目も勝ちきれなかった。いいゲームをしたと思われがちですけど、ピンチは結構多かった。3試合目はより結果にこだわらないといけない。どれだけ相手を上回ってやれるのか。僕らにとってのチャレンジになる」
そう語るのは20歳にしてA代表に定着している冨安健洋(シント=トロイデン)だ。チリ戦でエドゥアルド・バルガス(ティグレス)に決められた2点目のシーンで、体ごとブロックに行きながらシュートを決められ、ウルグアイ戦でもCKからホセ・ヒメネス(アトレティコ・マドリー)に打点の高いヘッドを許してしまった。“個と個の勝負”で負けないこと。それは冨安だけではなく、チーム全体として今回のコパ・アメリカで浮き彫りになった課題でもある。冨安は言う。
「世界で有名なストライカーを抑えられるかというのは、自分に求めていきたい部分」
エクアドル戦で言えば、エースのエネル・バレンシア封じ。スピードと鋭い動き出しに優れる点取り屋を仕留めることが、クリーンシートへの道筋であることは確かだ。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00010061-goal-socc
2019-06-24 09:20:00Z
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