◆陸上 日本選手権 最終日(30日、福岡・博多の森陸上競技場)
男子200メートル決勝で、17年ロンドン世界陸上7位のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が20秒35(向かい風1・3メートル)で優勝。10秒02で制した100メートルと合わせ、自身2大会ぶり2度目となる短距離2冠を果たした。
29日の予選は、1・8メートルの向かい風と多湿な悪条件に苦しめられて20秒84。「(疲れは)結構きてます。全米(大学選手権)よりはマシだけど、そろそろ休みたい」と苦笑いもしていた。決勝に合わせて勝ちきる、さすがの勝負強さ。2度の2冠達成は、生駒一太(47、49年)、豊田敏夫(77、79年)に並び大会史上最多となった。
19年ドーハ世界陸上は、100メートルに続き200メートルでも代表内定。400メートルリレーとあわせ、3種目で表彰台を目指す戦いになる。今月7日に100メートル9秒97の日本新記録を樹立し、日本スプリントのエースに躍り出た20歳。日本で圧倒的な力を示した後には、世界との戦いが待っている。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00010000-spht-spo
2019-06-30 09:23:00Z
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