バドミントン女子で五輪2大会連続となる東京オリンピック(五輪)代表を目指す山口茜(22)が31日、所属する再春館製薬所(熊本・益城町)で練習を公開した。

昨年8月には腰痛の影響もみられ、世界選手権で1回戦敗退。現在は「体の状態は100(%)」と説明し「もちろん結果としては、いけるところまでいきたい」と全英オープン(3月10~15日、英バーミンガム)に照準を合わせた。

五輪代表は4月28日付の世界ランキングで確定。最終盤の4月21~26日には、新型肺炎の影響が懸念される中国の武漢でアジア選手権が行われる。世界ランク3位の山口は「身の危険を呈してまでやる必要はないと…」と複雑な表情。池田雄一監督は現時点で静観する姿勢を見せながらも「チームとしては、このままだとあまり行かせたくない」と素直な心境を明かした。