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井岡一翔が2年ぶり日本リング6.19幕張メッセ 4階級制覇かけWBO王座決定戦 - ボクシングニュース

2019年4月19日金曜日

井岡一翔が2年ぶり日本リング
6.19幕張メッセ 4階級制覇かけWBO王座決定戦

 日本リング復帰を表明した元3階級制覇王者・井岡一翔(Reason大貴)の会見が19日に埼玉県越谷市のジムで開かれ、6月19日に千葉・幕張メッセイベントホールで行われるWBO世界S・フライ級王座決定戦に出場することが発表された。同級2位の井岡は、前王者ドニー・ニエテス(比)が返上して空位のタイトルを同1位アストン・パリクテ(比)と争う。

4階級制覇に向けた決意を表明する井岡

 昨年大みそか、マカオの同級王座決定戦でニエテスに競り負けた井岡は再起を期してトレーニングする一方、3月末にJBC(日本ボクシングコミッション)へボクサーライセンスの再申請を行った。今回のパリクテ戦は、4階級制覇への再チャレンジであると同時に井岡にとって2年2ヵ月ぶりに日本で戦う試合となる。

「日本という地で必ず(4階級制覇を)達成したい」と語った井岡だが、「自分はあとがないと思っている。勝つしかない、という気持ち。場所を問わず、タイトル挑戦という(意義の)ほうが大きい」。再起即世界タイトルマッチのシチュエーションに「背水の陣」の言葉を繰り返した。

 相手のパリクテは25勝21KO2敗1分の好戦績。昨年9月にニエテスと引き分けてもいる強敵で、「若く、勢いがあってパンチ力もある」と井岡は警戒している。もっとも、勝算も十分あるようで「(勝つには)戦略的なものやちょっとした部分。加えて、力強いパンチを1発でも2発でも打ち込むというシンプルな部分が必要になる」という。

佐々木修平トレーナーとのミット打ちを披露した

 現役復帰を決断してから、つまり階級を上げてから取り組んでいるフィジカル面に重きを置いたトレーニングと、これまで積み重ねた上質なボクシングスタイルをフィットさせて打倒パリクテを果たすつもりだ。「勝つしか次に進む道はないんで。試合に向けて覚悟して臨みます」と井岡は言う。

 この日は会見後に一連のジムワーク。1時間半ほど動いた。あすからラスベガスでキャンプトレーニングに入る。アメリカには試合直前まで滞在し、向こうで仕上げて帰国する。なお当日のテレビは午後9時からTBS系列で全国放送の予定。


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2019-04-19 09:03:55Z
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