「開始20秒ちょっとであんなこと(PK献上)があったからね。あれは厳しいよ。僕らにとっては一気に難しい状況へと追い込まれた」
「あれでリバプールは先行し、願ってもない形で試合を進めることになった。PKを取られた僕らにとっては一気に厳しい展開になってしまったね」
キックオフから25秒後、ペナルティエリア左側からFWサディオ・マネがクロスを入れると、トッテナムMFムサ・シソコの手に当たったとして、ダミル・スコミナ主審はリバプールにPKを与えた。このチャンスにモハメド・サラーは落ち着いてPKを沈め、試合は開始2分で1-0に。終盤にFWディボック・オリジが追加点を決め、リバプールが2-0で勝利する結果となった。
フェルトンヘンは立ち上がりで失点し、いきなり追いかける展開になったことが大きな敗因と振り返っている。
なお、この試合を裁いたスコミナ主審は、ロシア・ワールドカップのグループH第1戦日本vsコロンビアを担当。開始3分、MFカルロス・サンチェスがMF香川真司のシュートを手で防いだとして、日本にPKを与え、C・サンチェスに退場処分を下したことでも知られている。
今シーズン、スコミナ氏はUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16、パリSGvsマンチェスター・ユナイテッドの第2戦も裁いた。土壇場の後半アディショナルタイムにはユナイテッドにPKを与え、このPKがユナイテッド準々決勝進出の決勝点となった。この試合をスタンドから観戦していたFWネイマールは、スコミナ氏の判定についてSNSを通して怒りを爆発させ、来季のCL3試合出場停止処分を受けている。
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https://web.gekisaka.jp/news/detail/?275951-275951-fl
2019-06-02 05:30:00Z
52781744430722
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