バルサが圧倒的にボールを支配
現地時間2月25日、チャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第1レグで、バルセロナが敵地でナポリと対戦した。
スアレスとデンベレを故障で欠き、緊急補強したブライトワイトも登録外で起用できないバルサは、ビダルを前線で先発に抜擢。インサイドハーフには、アルトゥールではなく、ラキティッチを送り出した。
試合は序盤から、バルサが圧倒的にボールを支配。だが、リトリートしてコンパクトな守備陣形を敷くナポリの前に、いい形を作り出せない。
迎えた30分には、左SBジュニオルからボールを奪ったジエリンスキのパスを受けたメルテンスに鮮やかな先制ゴールを奪われる。
42分にも、セットプレーの流れからマノラスにシュートを浴びてひやりとさせられたバルサ。枠内シュート0本で前半を終える。
流れが変わったのは、ブスケッツのファウルで負傷したメルテンスが54分にピッチを去ったあたりからだった。すかさずラキティッチに代えてアルトゥールを投入した直後の57分、ブスケッツからスルーパスを受けた右SBセメドのクロスに、グリエーズマンが右足で合わせてネットを揺らし、ようやく同点に追いつく。
その後、ナポリがようやく攻勢に出ると、立て続けにピンチを招く。61分にインシーニェ、63分にはカジェホンに決定的なシュートを浴びたが、いずれも守護神テア・シュテーゲンの好セーブで防いだ。
終盤は勝ち越しを狙うバルサがメッシを中心に押し込むも、ナポリのゴールをこじ開けられない。結局、89分に立て続けにイエローカードを受けたビダルが退場したこともあり、1-1のドローで終了。アウェーゴールを奪ったバルサにとっては、現地時間3月18日に本拠地カンプ・ノウで開催される第2レグに向け、悪くない結果となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2020-02-25 21:58:00Z
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