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代役守護神いきなりヤク動!ヤクルト・梅野、自身初セーブ「気持ち良かった」(サンケイスポーツ) - スポーツナビ

 (セ・リーグ、ヤクルト4-2阪神、7回戦、3勝3敗1分、6日、神宮)ヤクルトは6日、阪神7回戦(神宮)に4-2で勝利。2点リードの九回に登板した梅野雄吾投手(20)が1回無安打無失点に抑えて、プロ3年目で初セーブを挙げた。守護神の石山泰稚投手(30)が上半身のコンディション不良を訴え、出場選手登録を抹消されるピンチの中で代役を見事にこなした。四回には村上宗隆内野手(19)が左越えに9号2ラン。若手の活躍でゴールデンウイークは6勝4敗で締めくくった。

 抑えだけが経験できる特別な感覚だった。九回2死一塁。4番手の梅野は代打・福留に3球勝負を挑んだ。132キロのフォークボールで見逃し三振に仕留めると、マウンドで大きく息を吐いた。

 「投げているときは思わなかったけれど、マウンドでハイタッチしているときにすごい気持ちが良かった。石山さんの代わりはできないけれど、しっかり(役割を)務められるようにしたい」

 歓喜のハイタッチ後に小川監督から「緊張したか? ナイスピッチング」と声をかけられると、ようやく20歳の表情に戻った。

 高卒3年目の最速154キロ右腕が緊急事態を救った。守護神の石山が上半身のコンディション不良を訴え、出場選手登録を抹消され、代役として指名された。

 「夢見た場所。驚いたけれど、『やらな、いけん』と覚悟を決めた」。この日、神宮クラブハウスを訪れた石山からは「頑張って」と声をかけられた。ブルペンでは2005年に37セーブを挙げた石井投手コーチには「いつも通りに」と背中を押された。

 回転数の多い直球と強気な性格が持ち味。座右の銘は小学校時代の監督にもらった言葉『努力は必ず報われる』だ。今年1月の成人式は小、中学時代を過ごした佐賀で迎えた。福岡・九州産高野球部の集まりにも参加したが、知人以外から声をかけられることはなかった。「僕も頑張って知名度を上げないといけないと思った」。若手中心で臨んだ3月の日本代表強化試合(メキシコ戦)ではオリックス・山本にカットボールの投げ方を教わるなど、貪欲に成長を続けている。

 「初めての場所で落ち着いているように見えた。良い投球、ボールだった」と小川監督も目尻を下げた。首位巨人とは1ゲーム差。7、8日の阪神戦の次は直接対決(10-12日、東京ドーム)だ。代役守護神で首位攻防戦に挑む。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00000501-sanspo-base

2019-05-06 20:02:17Z
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