「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会3日目、女子シングルス1回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界90位のアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)と対戦。第1セットを0-6で落とした大坂が第2セットを7-6(4)で取り、第3セットで決着をつけることになった。
第1セットでは2本のダブルフォルト、13本のアンフォーストエラーとリズムを取ることができず、0-6で落とした大坂。第2セット序盤で立ち直った大坂は、苦しい展開になりながらも粘りを見せ、タイブレークで第2セットを奪って次へ繋いだ。
第2セットも大坂のサービスゲームから。第1ゲームをなんとかキープした大坂は、この試合で初めてのガッツポーズを見せて気持ちを切り替えていく。
第2ゲームではフットワークも良くなり、強打を見せると「カモン」の声も聞こえてきた。そしてこのゲームをラブゲームでブレークすると、第3ゲームをキープし、3ゲームを連取した。
第4ゲーム、シュミドローバが1ポイントを奪ったところで急に雨が降り始め、試合は一時中断となった。コート上で少し待っていた両選手だが、雨が強まったためにロッカールームに引き上げていき、試合は約10分後に再開された。再開後はシュミドローバにキープされ、ゲームカウント3-1となった。
第5ゲームでデュースに持ち込まれた大坂。シュミドローバにアドバンテージを握られると、大坂のショットがわずかにアウトになりブレークの数で並ばれてしまう。
その後、お互いにサービスゲームをキープする展開が続いた。第9ゲームで30-40とブレークポイントを握られた大坂。前に出たりドロップショットを選択したりと1度はしのいだが、デュースの末にブレークを喫し、ゲームカウント4-5とされた。
そしてシュミドローバのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム。ここで大坂は15-40のチャンスを作ると見事ブレーク。土壇場で追いつく。
第11ゲームで再びブレークを喫した大坂だが、続く第12ゲームでまたもブレークバックに成功し、第2セットはタイブレークに突入した。
タイブレークでは大坂が先にミニブレークに成功。その後も順調にポイントを奪うとタイブレークを制し、第2セットを奪って次へ繋いだ。
試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」での大坂なおみ
(Photo by Clive Mason/Getty Images)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000001-tennisd-spo
2019-05-28 15:23:32Z
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