「令和1号」は巨人坂本勇人内野手がたたき込んだ。

2回1死から、中日山井の初球、113キロのカーブを豪快に振り抜き、左中間スタンドに運んだ。

球場に響く「令和1号ホームラン!」のアナウンスの中、ベースを1周。

「まさか自分が令和1号を打てるとは思ってなかったので、素直にうれしいです」と喜んだ。開幕からの連続試合出塁を27試合に伸ばし、11試合連続安打とした。

「平成1号」は、巨人原辰徳監督が、89年4月8日にヤクルトとの開幕戦で、初回に通算250号となる先制2ランを放っている。原監督、坂本勇と巨人から連続でメモリアルアーチが飛び出した。