◇パ・リーグ 楽天9ー0ソフトバンク(2019年5月1日 ヤフオクD)
楽天はソフトバンクとの首位攻防3連戦初戦を9―0で大勝し、連敗を5で止めた。
思わぬハプニングに動じず得点を重ねた。0-0の2回無死1塁、5番・ウィーラーの頭部に、ソフトバンク先発・武田の投じた5球目が直撃。武田は危険球で一発退場を告げられ、楽天ナインがベンチから飛び出す一触即発のムードとなり、警告試合が言い渡された。
スクランブルで登板した川原から、7番・ブラッシュが先制適時二塁打、9番・オコエが中前適時打を放ちこの回3点を挙げた。
3回にも3番・浅村が中前二塁打で出塁し、2死三塁、ウィーラーが適時打を放ち1点を追加。続く銀次も安打を放ち、川原をマウンドから引きずり降ろした。ブラッシュがソフトバンク3番手・松田遼から適時打を放ち、5-0と突き放した。
7回には無死満塁でウィーラーが、左前へこの日2本目の適時打。嶋の押し出し四球、オコエの適時打でこの回4得点を挙げ9-0とした。ウィーラーは頭部死球をものともせず、2安打2打点の活躍を見せた。
投げては“連敗ストッパー”先発・辛島が6回5安打無失点で今季3勝目。7つの三振を奪いホームを踏ませず、今季5戦負けなしと圧巻の投球でチームを救った。2番手・石橋が2回無失点、最終回はこの日28歳の誕生日を迎えた西宮がきっちり締めた。
ソフトバンクは先発・武田が令和初の危険球退場。武田は3勝目を目指したマウンドで、初回を1安打1三振で上々の立ち上がりだっただけに、チームにとって痛い降板となった。
緊急登板した川原が楽天の下位打線に適時打を許し、中継ぎ陣も撃ち込まれた。7回無死満塁の場面で15年ドラ1・高橋純を2年ぶり1軍のマウンドに送りこんだが勢いを止めることはできず、打線も散発の7安打と一矢報いることができなかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190501-00000200-spnannex-base
2019-05-01 12:46:11Z
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