「セットで同じ球速に持っていくために力を入れ過ぎていた部分があった」
■ドジャース 5-0 ナショナルズ(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が10日(日本時間11日)、本拠地でのナショナルズ戦に先発し、今季4勝目をマークした。序盤からナショナルズ打線を翻弄し、二塁を踏ませず。6回1安打無失点で4月16日(日本時間4月17日)のレッズ戦以来となる白星をあげ「今年1番セットポジションが良かった。凄く良かった」と振り返った。
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初回、先頭のイートンにいきなり四球を与えた前田だったが、後続を打ち取り無失点の立ち上がり。2回を3者凡退に仕留めると、許した安打は3回先頭のディフォに浴びた中前安打のみ。ナショナルズ打線を、わずか1安打に封じ、二塁すらも踏ませなかった。
6回まで投げ、前田は86球。中4日での登板だったこともあり、ここで右腕は降板となったが、1安打無失点の好投で4試合ぶりの白星を手にした。試合後、前田は「慎重にいくところ、大胆にいくところと、うまく考えながら投げられたと思います」と語った。
前回の登板だった5日(日本時間6日)のパドレス戦後、7日から9日までブルペンに足を運び、フォームを試行錯誤した。その中で「もう少しリラックスするというか、力が入っていた。セットからのほうがスピードを出そうと、同じ球速に持っていくために力を入れ過ぎていた部分があった。リラックスして構えるというか、セットに入ったときに下半身に凄く力が入っていた」と気付き、フォームを微調整。「あまりぱっと見では分からないかもしれないですけど、自分としては色々変えた」。6回1安打無失点の圧巻の投球の秘密は、ここに隠されていたようだ。
盆子原浩二 / Koji Bonkobara
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00371238-fullcount-base
2019-05-11 06:13:00Z
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