F1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、レッドブル・トロロッソ・ホンダは、15番手スタートのダニール・クビアトが10位でフィニッシュし、開幕戦をポイント獲得で終えた。
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■トロロッソ・ホンダのレース戦略
ミディアムタイヤでスタートしたクビアトは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)同様に他車よりもタイヤ交換を遅らせる戦略で臨み、前方のマシンがピットインしていく中でポジションを上げていった。
26周目にソフトタイヤ(レッド)に交換すると、10番手でコースに復帰。17番手スタートで、さらにピットを遅らせる戦略のピエール・ガスリー(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)が37周目でタイヤ交換を終えると、クビアトの背後に迫り、両者はチェッカーフラッグまで接近戦を繰り広げた。2人の戦いは、最後までオーバーテイクを許さなかったクビアトに軍配が上がり、クビアトが10位、ガスリーが11位となった。
反対に、ソフトタイヤでスタートして早めのピットイン戦略を採ったアレクサンダー・アルボン(レッドブル・トロロッソ・ホンダ)は、14周目にタイヤ交換。しかし、ペースの遅いアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)に引っかかる形となってしまい、F1デビュー戦を14位で終えた。
■ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
決勝レース:10位
「今日は素晴らしいレースができた。自分のドライビングに満足しているし、本当に楽しむことができたよ。ポジティブな部分が多いレースだったと思うけど、それだけに昨日の予選で実力を出しきれなかったことが残念だ。
レースを通して上手くタイヤをマネジメントできたし、なによりマシンにはもっと上のペースを狙うためのスピードがあったと感じている。
ただ、ここはオーバーテイクが難しいサーキットだったし、その点は残念だった。前を走るストロールに追いつきたかったけど、ギリギリまで行きながら抜くことができなかった。ガスリーとはいいバトルをしたけど、これは十分勝負になると思って走っていたし、レースの最後まで自分より速いマシンを抑えきれたことに満足しているよ。
シャシーもエンジンも感触はよく、パッケージとしていいものであると感じているから、このまま開発を続けていかなくてはいけないね。
ここからの数戦についてはとても前向きに捉えているし、いい結果を残せるのではと考えているよ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000000-fliv-moto
2019-03-17 21:07:57Z
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