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【センバツ】明石商が初の4強進出 1番・来田がサヨナラホームラン(スポーツ報知) - スポーツナビ

◆第91回センバツ高校野球大会第9日 ▽準々決勝 明石商4x―3智弁和歌山(31日・甲子園)

 明石商(兵庫)は3―3で迎えた9回無死、この回先頭の来田が右翼越えにサヨナラ本塁打を放ち、初の4強に進出した。初回にも先頭打者本塁打を放った来田が、この試合2本目のアーチで9回3失点の先発・中森の粘投に応えた。

 2発と大活躍の中森は「サヨナラホームランの方が感触がよかった」とチームをベスト4に導いた一発を振り返り、先発・中森の投球に「粘っていたので一本打とうと思っていた」と喜びを語った。

 明石商・狭間監督は、劇的な勝利に「何かもう信じられない。(来田の一打の予感は)当たっていたので、塁には出てくれると思っていたけど、ホームランになるとは。本当にすごい打球で驚きました。最初に打って、最後に打って、そんなやつが今までおったのか」と驚きつつ試合を振り返った。

 9回3失点と好投した先発の中森について「(3―3の)同点からよう辛抱してくれました。勝ってくれて本当にうれしい。(中森は)ランナーを置いたときにギアを上げて勝負してくれた。絶対に負けないという気持ちが勝ちにつながった」と話した。

 明石商は、準決勝第2試合で強力打線の東邦(愛知)と対戦する。

 ここまでの2試合続けて15安打以上と打線が好調だった智弁和歌山は、5回に同点に追いつくも、明石商・中森を攻めきれず勝ち越せなかった。

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2019-03-31 10:42:36Z
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