アスレチックス7-9マリナーズ(20日、東京D)アスレチックス-マリナーズで米大リーグのレギュラーシーズンが開幕。マ軍が9-7で逆転勝ちした。マ軍のイチロー外野手(45)は「9番・右翼」で昨年5月2日以来の公式戦復帰。二飛、四球の1打数無安打に終わり、四回の守りからベンチに退いた。マ軍の菊池雄星投手(27)がメジャーデビューする、21日の第2戦は途中出場が濃厚。帰米後もメジャーでプレーできるかは、予断を許さない状況だ。
四回裏の右翼守備についた次の瞬間、三塁ベンチからサービス監督が球審にイチローの交代を告げた。背番号51は三塁線で脱帽して迎えるチームメートと握手し、抱き合い、ベンチに退いた。
「特別な開幕ですね。(チームメートからのハグは)日本の人たちにはどうなんだろう。米国ではよくあるけど、ちょっと戸惑っただろうね」
米スポーツ界ではときどき行われる演出だが、日本のファンにはなじみがなく、4万5787人で埋まったスタンドはざわついた。
「この凱旋(がいせん)の意味は分かっている。ああいう交代は、イチローに対しても、日本のファンに対しても正しいことをしたまでだ」
実はサービス監督は試合前に審判室を訪ね、日本が生んだレジェンドにふさわしい儀式ができるかを確認していた。2打席での交代もイチローとの間で確認済み。指揮官は「他の選手にも出場機会を与える必要がある。イチローも理解してくれた」と意図を明かした。
球場中の「イ、チ、ロー!!」コールを背に迎えた三回無死二塁の第1打席は、右腕ファイアーズの144キロを捉えきれず二飛に倒れた。四回無死一塁の第2打席は右腕ヘンドリックスに対し、フルカウントから9球目を見極めて四球を選んだ。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190321/mlb19032105040008-n1.html
2019-03-20 20:04:00Z
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