「冷遇組」を先発に抜擢
3月11日にジネディーヌ・ジダン監督が電撃復帰した3位R・マドリーは3月16日(現地時間)、ラ・リーガ28節で18位セルタをホームに迎え、2-0の勝利を飾った。
ジダン監督はこの復帰初戦で、サンティアゴ・ソラーリ時代の4-3-3ではなく、4-4-1-1を採用。GKのケイラー・ナバスをはじめ、イスコ、ガレス・ベイル、マルセロ、マルコ・アセンシオといったソラーリ政権下では冷遇されていた選手たちを先発に抜擢した。
立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けるマドリーは9分、ベンセマのパスを受けたマルセロの折り返しを、イスコが反転してゴールを狙うもDFにブロックされる。
29分にはマルコ・アセンシオのクロスのこぼれ球をベイルがジャンピングボレー。これはバーに弾かれる。その7分後にCKに合わせたセルヒオ・ラモスのヘッドも惜しくも左に外れ、なかなかゴールを奪えない。
降格圏に臨むセルタのゴールをようやくこじ開けたのは、62分だった。アセンシオがスピードに乗ったドリブルで持ち込み、左に開いたベンセマへ。この9番のクロスを、ゴールにねじ込んだのはイスコだった。
77分にも、ドリブルで駆け上がったマルセロのアシストを受けたベイルが右足を一閃。確実にネットを揺らし、勝負を決定づけた。
15分にマキシ・ゴメスの至近距離からのヘッドをビッグセーブで防いだナバスも含め、イスコ、ベイル、マルセロらソラーリ前監督から冷遇されていた選手たちの活躍で、ジダン復帰の初戦を飾ったR・マドリー。この試合が復調の第一歩となるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190317-00055680-sdigestw-socc
2019-03-16 17:15:35Z
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